池田信夫氏主宰の言論サイト「アゴラ」に、当研究室代表の標記投稿が掲載されました。
我が国の国家財政を傾けさせている老人医療と年金そして介護の問題は言われて久しく、しかし何の対策改善も無いに等しいまま20年余が過ぎています。そして田中内閣で無料化された老人医療は一定の負担を求めるようにはなったもののいまだ「格安タダ同然のことすらある」状態、それゆえに回復可能性も無い意思表示すら定かでは無い事すら多々の寝たきり高齢者に対して、盲目的延命医療が日常化し蔓延しています。それがさらに老人医療費年金介護問題を悪化させる悪循環。
そこに度々起きた安楽死事件をも超える大量殺人と喧伝される事件が発生しました。
社会世論はその被告看護師を断罪し死刑にせよと息巻きますが、しかし取材記事を多数丁寧に読み解くと、上記のように国家の基盤をも傾けさせている老人医療と盲目的延命医療の闇が見えてきます。
政治家の巨額の利権不正供与疑惑等には目をつぶる一方で、叩きやすい力の無い弱い個人を犯罪者だからと叩きまくる、小鳥が弱った小鳥を突くような有様。
一方で在宅医療・在宅ケア、介護の世界でも、虐待や遺棄の事例事件は数あまた起きています。
大口病院事件も構図的にそれと変わりません。
自分の力でもはや生きられない、意思表示すらできない人を無理やり延命しても、ただ必ず来る死を先延ばしにするだけ、「三だけ主義、今だけ金だけ自分だけ」でしかなく、死生観無き無明です。
この事件を他人事とせず我が事、自分事として考えなければなりません。
大口病院事件に見る盲目的延命医療の闇
https://agora-web.jp/archives/2053886.html
2021年11月22日
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