2022年04月02日

「百薬の長の効用」

 酒は百薬の長と言いますが、それを実証? 実感しました。

 私事ながら不肖私は仕事柄もあり一月下旬、膝を痛めてしまいました。ちょっと咳したり力が入るだけで激痛で膝が抜ける。明け方痛くて目が覚める。すぐ近所のいきつけの病院の整形外科にかかりましたが、良くならず。鎮痛薬を呑めば胃まで痛くなり。。。

 そんな日々でしたが、夕食は買い物もあるし酒が呑みたくて外で食べて呑むのですが。不思議なことに、呑んでしばらくすると寝るまでくらい、痛みが気にならないくらいに消えるのです! 咳したりすれば痛みが出ますが、何かできる程度に痛くなくなる。元々酒に強い体質なので酔うというほどではないのですが、それでも痛みは大分消える。まさに百薬の長!

 そこでふと想い出したのが、ホスピスケア、緩和ケアを学び始めた頃に読んだ「ブロンプトン・カクテル」です。
 ホスピスケア・緩和ケアはモルヒネを注射ではなく内服することで画期的進歩を遂げました。その初期に塩酸モルヒネ水溶液の苦みを和らげるため、そしてもしかすると夕食にはワイン(赤ワインはキリストの血に例えられるとか)を用意し神に祈りを捧げるそんな習慣もあってか、「モルヒネ入りカクテル」が考案されました。
 ブロンプトン病院で考案されたのでブロンプトン・カクテル。レシピはいくつかあるようですが、塩酸モルヒネ水溶液にワインとシロップ、が基本のようです。

 そう言われればスタンダードカクテルの一つ、ジントニックは、大英帝国時代に熱帯でマラリアに苦しめられた英海軍が水兵たちにマラリアの特効薬キニーネを飲ませたところ、苦くて飲めないと、ジンを混ぜて飲んだのが始まりだったとか。そうなると我が国のお正月のお屠蘇は「屠蘇散」という漢方薬、はたまた玉子酒。。。

 酒は百薬の長とは古今東西問わず文字通り、だったようです。

 ホスピスケアという言葉があまり聞かれなくなり? 緩和ケアさらに緩和治療と何となく委縮し小さくまとまり、一方で有料老人ホームが「在宅ホスピス」と大々的に広告してチェーン展開。

 そんな世のホスピスケア・緩和ケア事情だらかこそ、人類医療とケアの原点? に立ち戻ってみたい気がしました。


ブロンプトン・カクテル
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%AD%E3%83%B3%E3%83%97%E3%83%88%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%82%AF%E3%83%86%E3%83%AB

「あたたか簡単たまご酒」の作り方を簡単で分かりやすいレシピ動画で紹介しています。クラシル
https://www.kurashiru.com/recipes/42d87d2d-830d-4c43-8308-2512b738710a
posted by 実践研究員その一 at 14:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 看取り・緩和ケア・ホスピスケア
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