2022年09月11日

死に様は生き様、有終の美

 本日9.11はNY自爆テロの日。戦争やテロ、事故など、生きたくても生きられない人は過去あまた居ました。戦後77年目、我が国戦没者300万人。

 対して、多くの人はある程度でも死を予期できる環境にある、今の日本です。予期される死に冷静に淡々と毅然として対峙し遺す人に伝えるべきことを伝える。死になすすべもなく屈するのでもなく、思考停止し無為に死を迎えるのでもない。それはかつてわずか77年前の戦争までは、辞世の句、歌として文化として受け継がれてきた我が国日本です。
 しかし今や平均寿命が延びても寝たきり老人ばかり。最後には言葉も話せず管で生かされているだけになることすら多々。老醜としか言いようがないものを医療やケアの場では多く見かけます。

 死にざまは生き様、「人は、生きたように死んでいく」。あるホスピスケア医が看取りの場で小学生の孫に言いました。「体が滅びても、決して滅びないものがある。想い出だよ」。

 予期し得る死を得たならば、ただ怯え、あるいは目を背けるより、自分の最後を自分で決められることを善き機とできるなら。立ち向かわずとも、いかに想い出を遺すか。有終の美あればこそ、想い出は永き善きものになるように想います。


45歳の死、生きざまに反響 別れの動画再生200万回 緩和ケア医関本さんの言葉に「励まされた」(神戸新聞NEXT)
https://news.yahoo.co.jp/articles/64cb7910d1b0fe7c806b52ae059f39a9da5db223

https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202209/0015629008.shtml

神戸新聞NEXT|映像・写真|動画一覧|最新動画|1000人を看取った緩和ケア医、45歳の死 がんに侵されながらも「自分らしさ」貫いた最期の日々 (動画)
https://www.kobe-np.co.jp/rentoku/movie/new/202209/0015629026.shtml
posted by 実践研究員その一 at 09:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 看取り・緩和ケア・ホスピスケア
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