また「密室の暴力」が発生しました。幸い大事に至りませんでしたが、先日の射殺事件もあり、「在宅、訪問医療やケアの密室リスク」が顕著になりつつあります。
超高齢化による在宅療養・介護によるニーズ増大もあり、開業コストの安さもあり訪問診療・看護が増えています。しかしきちんと歴史と資質ある訪問診療機関や訪問看護ステーションでの実務、研修無く「ぽっと飛び込む」人たちも居る屋に見えます。熱意と言えば聞こえは良いのですが、知るべきこと、伝えられるべきリテラシーを学び伝えられていないことは、いざというとき大きなリスクになり得ます。
筆者は90年代に訪問看護を始めたとき、地域で最初の訪問看護ステーションで学びましたがまず「在宅は密室」その怖さを教えられました。近年このような事件とともに虐待も問題になっていますが、誰の目も届かない在宅医療、訪問診療や訪問看護、訪問介護の場では、我々医療者やケア者は被害者にも加害者にもなり得ます。
筆者は1999年に横浜で訪問看護ステーションを新設した際、職員教育マニュアルに犯罪被害への注意を明記し、警察にも協力を要請しました。我々医療者ケア者が虐待や暴言などの加害者にならないよう、モラルを持つことは当然、被害を受けないよう安全面の査定や対策、いざという場合の対応訓練等も考えることが必要です。
女医と看護師、監禁される…「母の診療急いで」と呼んだ息子が家で 女医が携帯でメッセージ送信、警官突入(埼玉新聞)
https://news.yahoo.co.jp/articles/309c3cb8e8cc12b7fda65bd7fab5af825d4b0199
ふじみ野医師殺害1年 暴力、ハラスメント 在宅医療が直面する危険
https://www.sankei.com/article/20221230-H3EEJ34DYNI23H4SY25PSWQR24/
訪問看護ノート2/訪問看護の特性
http://sweetcare.sblo.jp/article/122689240.html
訪問看護ノート2/訪問の心構え
http://sweetcare.sblo.jp/article/122684638.html
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