2025年07月07日

孤立とフレイル、原因はどちら

 東北大学の研究によると、社会的孤立=他者との交流が少ないと、フレイルになるリスクが1.4倍。孤独感があると同1.8倍。65歳以上8000人を3年間追跡した、前向きコホート疫学研究で示されました。

 対象者8,440人のうち、1,278人(15.1 %)がフレイル発症。社会的孤立かつ孤独群では32.5%がフレイル発症、リスク2.1倍。

 問題は、孤立孤独つまり引きこもって動かないからフレイルなのか、フレイルで動けないから孤立孤独なのかそれが問題です。

 持って生まれた性格、嗜好もありますから、一律に無理やり外に出ろ、というにも限界はあります。一方で無理やりデイサービスなどに押し込めば交流する、ことにもなりません。

 日本人初のヨット太平洋単独横断を成した堀江健一氏も「孤独と孤立は違う」と「太平洋ひとりぼっち」で書いていました。

 近年、生物学の普遍の法則「パレートの法則」を感じることが多くなりましたが、どうやっても孤立する、孤独になってしまう人、は存在します。ではフレイルにならない、させない、要介護化予防のためどんなアプローチ、プログラムができるか。それが問題です。


社会的孤立と孤独は独立してフレイル発症と関連〜社会的孤立で約1.4倍、孤独で約1.8倍フレイル発症リスクが高まる〜
https://research-er.jp/articles/view/145505
posted by 実践研究員その一 at 14:34| Comment(0) | TrackBack(0) | リハビリ・廃用ほか予防ケア
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