パーキンソン病患者の一部に認知症が発生することは、数十年前から知られていました。それがパーキンソン病薬の進歩で80歳代までADLを保てるようになった、長寿化ゆえなのか、パーキンソン病自体が認知症を起こすのかは、謎でした。
一方、レヴィー小体型認知症や多系統萎縮症がパーキンソン病と同じく、脳神経細胞内にαシヌクレイン封入体が発生する、類縁疾患であることが知られてきました。αシヌクレイン封入体が発生する神経難病は複数あり、近年はシヌクレオパチーと総称されます。
弘前大学の三木康生助教・若林孝一教授らはαシヌクレイン封入体を作るαシヌクレインのオリゴマー(複数の同じ分子が結合したもの)が、神経細胞間の接続部、シナプスの神経伝達物質放出を妨げていることを発見しました。
マウス実験では、αシヌクレインオリゴマーを阻害しシナプス機能を改善する物質も複数特定しているようです。今後の治療薬開発が期待されます。
レヴィ小体型認知症や多系統萎縮症における認知症の成因を発見
https://research-er.jp/articles/view/145747
2025年07月23日
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