糖尿病患者や喫煙者は自分の循環器疾患(主には心筋梗塞や狭心症を意味すると思われます)リスクを分かっていない、ということを示す研究成果が出たようですです。
「
高血圧、高コレステロール血症、喫煙、不整脈、糖尿病、HDLコレステロール低値を循環器疾患の危険因子であると正しく回答した割合は、それぞれ85.8%、72.6%、58.5%、49.8%、45.1%、38.5%であった。
〜(循環器疾患の高血圧以外の)その他の危険因子の認知度は未だ低いことが明らかとなった。特に、強い危険因子である糖尿病は 5 割以上、喫煙は 4 割以上の国民が認識していないことが分かった。
」
高血圧は半世紀に渡る啓蒙と対策がやはり成果を上げたのではないかと想えますが、しかし喫煙のリスクを理解しているのがわずか半数というのはまさに「わかっちゃいるけど」といったところでしょうか。そして特に糖尿病は全身の臓器を蝕むということは、もっと声を大にして医療側が教育啓蒙すべきです。
糖尿病が心臓病や脳卒中を引き起こすことを認知している国民は5割未満 | 日本の研究.com https://research-er.jp/articles/view/56810
2017年04月29日
独身かつ単身者は高血圧リスクが上がる
生活習慣病のリスクとなる属性は色々知られていますが、独身かつ単身もリスクと判明したようです。重要なのは「単身でも既婚者と独身とは違う」ことです。さらに全体で高血圧放置が44%。これも由々しき事実です。
「
高血圧有病者は全体の 48.9%、高血圧有病者のうち無自覚者は 33.1%、無治療者は43.8%であった。降圧剤服用者のうち血圧を 140/90mmHg 未満にコントロールできていない人は 61.2% であった。既婚群を基準とした独身かつ同居者あり群、および独身かつ一人暮らし群の調整済み高血圧有病オッズ比は、それぞれ 1.05(95%信頼区間 0.76?1.44)、1.76(95%信頼区間 1.26?2.44)であり、独身かつ一人暮らし群は既婚群と比較して 1.76 倍高血圧有病リスクが高いことが明らかとなった。就業の有無、学歴、および世帯月間支出(等価支出)と高血圧有病の有意な関連はみられなかった。また、社会的要因と高血圧無自覚、無治療、コントロール不良についても、明らかな関連をみとめなかった。
」
結婚は一番最初のセーフティネットなどということがありますが、ポピュラーな生活習慣病、基礎疾患についてもそれは言えるようです。そしてこの事実が孤独死に繋がっていくと考えられます。時に高齢者で独居単身の場合は、元気に見えても見守り安否確認は考えるべきかも知れません。
独身かつ一人暮らしの人は 既婚者より高血圧の有病リスクが高い | 日本の研究.com https://research-er.jp/articles/view/56809
「
高血圧有病者は全体の 48.9%、高血圧有病者のうち無自覚者は 33.1%、無治療者は43.8%であった。降圧剤服用者のうち血圧を 140/90mmHg 未満にコントロールできていない人は 61.2% であった。既婚群を基準とした独身かつ同居者あり群、および独身かつ一人暮らし群の調整済み高血圧有病オッズ比は、それぞれ 1.05(95%信頼区間 0.76?1.44)、1.76(95%信頼区間 1.26?2.44)であり、独身かつ一人暮らし群は既婚群と比較して 1.76 倍高血圧有病リスクが高いことが明らかとなった。就業の有無、学歴、および世帯月間支出(等価支出)と高血圧有病の有意な関連はみられなかった。また、社会的要因と高血圧無自覚、無治療、コントロール不良についても、明らかな関連をみとめなかった。
」
結婚は一番最初のセーフティネットなどということがありますが、ポピュラーな生活習慣病、基礎疾患についてもそれは言えるようです。そしてこの事実が孤独死に繋がっていくと考えられます。時に高齢者で独居単身の場合は、元気に見えても見守り安否確認は考えるべきかも知れません。
独身かつ一人暮らしの人は 既婚者より高血圧の有病リスクが高い | 日本の研究.com https://research-er.jp/articles/view/56809
